ラッセルホブスのコーヒーグラインダー7660JPのレビュー記事です。
結論を言うと『狭いキッチン』で悩むマンション・アパート暮らしの人におすすめの商品でした。
その理由を多くの写真と合わせて紹介します
都会のキッチンはせまい・・・
富山から東京に引っ越して困ったのが、キッチン家電の置き場所。キッチン収納が半分になりました。
「電子レンジ」と「炊飯器」しかおけない(泣)
泣く泣くボダムのコーヒーグラインダーは廃棄処分
しかし諦めたはずのコーヒーグラインダーがまたメッチャ欲しくなってしまいました。
その原因は在宅勤務。
ONとOFFの切り替えが難しい自宅では、休憩中に淹れるコーヒーは香りの効果もあいまって、リラックスにうってつけなんですよね。
せっかくなら香りをもっと楽しみたい・・・
ということで、置き場所に困らないコンパクトな電動コーヒーグラインダー『ラッセルホブス 7660JP』を購入しちゃいました。
挽きたてコーヒーがいつでも飲める贅沢な暮らしが、5000円以下の値段で手に入はいりました。
数あるコンパクト電動コーヒーグラインダーがある中、ラッセルホブスをおすすめする理由を紹介します。
ラッセルホブスのコーヒーグラインダー7660JPとは
価格 | 5000円+税 |
---|---|
サイズ | W12.5×D12.5×H21.5㎝ |
重量 | 1.1㎏(本体) |
最大容量 | 60g |
種類 | プロペラ式 |
粒度 | 極細挽きには非対応 |
価格 | 5000円+税 |
サイズ | W12.5×D12.5×H21.5㎝ |
重量 | 1.1㎏(本体) |
最大容量 | 60g |
タイプ | プロペラ式 |
粒度 | 極細挽きには非対応 |
ラッセルホブスは1952年にイギリスでうまれたキッチン家電ブランド。「品質」「デザイン」「技術力」三拍子そろった名門です。
日本では、特に電気ケトルが有名。
そんなラッセルホブス コーヒーグラインダー7660JP最大の特徴は「ボウルを取り外せること」です。
挽いた豆をフィルターに移すときに、本体ごと傾ける必要がありません
私がラッセルホブス7660JPを選んだのはこの特徴だけではありません。
我が家の狭いキッチンのお宅にピッタリな特徴が3つあったからです。
その3つの特徴をご紹介します。
ラッセルホブスを選んだ3つの理由
コンパクトな電動ミルはラッセルホブスだけではありません。むしろ他のメーカーに比べてちょっとお高め。
しかし、それを差し引いてでもラッセルホブスを選んだ理由は以下の3つです。
- 出しっぱなしでもOKなデザイン
- フレキシブルな収納性
- 清掃が簡単
仕舞わなくてもいいデザイン
ラッセルホブス7660JPは可愛らしいフォルムでありつつ、ステンレス製のボディがクールな印象も兼ね備え、洗練されたデザインになっています。
これは仕舞わなくても見栄えする。むしろ片付けずに見せびらかしたいレベル。
スタバでも販売されてるよ。
コーヒー関連の商品は男性向けのデザインが多いのですが、ラッセルホブスは女性も好きなデザインなので、パートナーと揉めることもありません。。
私は奥さんに相談せずに買っちゃいましたが、やっぱり気に入ってくれました(;^ω^)
分解できるので、収納がしやすい
ラッセルホブスのコーヒーグラインダー7660JPのサイズは上の写真の通り
しかし実は他メーカー品よりもサイズは大きめ。
ですが、むしろラッセルホブスのほうが収納しやすいんです。
その理由は本体・フタ・ボウルが分解できるから。バラバラにすれば、どんな場所でも柔軟に収納できます。
私の場合は、「コーヒー道具一式」としてカゴにまとめています。
コーヒーを淹れる時も、カゴごと取り出せばいいから楽チン♪
見せてもヨシ、仕舞ってもヨシ!便利なグラインダーだよね
いつもピカピカ。清掃が簡単、手間いらず
ラッセルホブスのコーヒーグラインダー7660JPは『プロペラ式』という粉砕方式の商品です。
この方式のデメリットが「微粉が飛び散る」こと。
もちろん蓋があるので、周囲に飛び散るわけではないのですが、蓋やボウルには静電気でコーヒー豆の微粉がこびりついてしまいます。
しかしラッセルホブスのコーヒーグラインダー7660JPは下記の特徴があるため、お掃除も簡単です。
- 蓋が取り外せる
- 蓋は水洗いできる
- ボウルも取り外しできる
静電気でコーヒー豆の微粉がこびりつきやすい蓋は水洗い可能です。
しかしグラインディングボウルは水洗い禁止なので、ご注意を。
グラインディングボウルに付着した微粉はペーパータオルでサッとふき取るのがおすすめ。
(清掃用ブラシも付属されていましたがが、使い勝手が悪かったので私は使っていません)
1分あれば清掃完了!
後片付けを心配しなくてよいので、気兼ねなく挽き立てコーヒーを楽しめます
- デザイン
- 片付けずに、見せても映えるデザイン
- コンパクト
- 小さいうえに分解できるので、どんなお宅でも収納に困らない
- 掃除しやすい
- 粉がこびりついても、1分で清掃完了できる
使用感の評価
ここでは「使い方」「使ってみた感想」「気になった点」を紹介したいと思います。
- 使い方・手順
- 作動音
- 粉のバラつき
- メンテンナンス
使い方
- ボウルを本体に置き、時計回りに回す
- カチッと音がするまで回す
豆の状態だと、粉の状態よりもすき間があるので、摺り切りいっぱいではなく、すこしこんもりとするくらいでちょうどよい
蓋はかぶせるだけです
蓋の上にボタンがあるので、これを押します。
蓋がないとボタンを押せない=ブレードは回転しないので、ケガをする心配もありません。
挽き加減 | 作動時間 | 淹れ方 |
粗挽き | 約7秒 | 金属フィルター |
中挽き | 約10秒 | サイフォン ネルドリップ フレンチプレス |
中細挽き | 約10~13秒 | ペーパードリップ |
細挽き | 20秒以下 | 水出し |
極細挽き | ー | エスプレッソ |
ボウルを取り外せるので、こぼさずにフィルターに粉を移すことができます。
ここも『清掃性が高い』ポイント
コーヒーは飲む時間よりも、淹れる時間が楽しい(^◇^)
作動音
豆を挽いてる時はかなりの爆音。
ブレード型なので仕方ないのですが、以前持っていたボダムのコニカル式のものと比べるとかなり大きく感じます。
すぐそこで「セミが鳴いているのか!?」くらいうるさいです。
しかしペーパードリップの場合、作動時間は10秒程度。夜でなければ問題ありません。
※夜にカフェインは睡眠の質も悪くなるから控えよう(自戒)
粒度のばらつき
お店で挽いてもらった粉と、ラッセルホブス7660JPで挽いた豆を比べてみました。
もう比べるまでもないのですが、粒の大きさのバラつきが全く違いました。
こればかりは「プロペラ式」である以上、仕方がないですね。
それでもお店で挽いてもらって数日経過したものより、粒の大きさにバラつきがあっても挽きたてのコーヒー豆のほうが香りが良いので、私は満足しています。
メンテナンス
使用していて心配になったのが、
- ブレードが錆びたら・・・
- カバーを落として壊しちゃったら・・・
という点。
部品だけ交換できるか調べてみたところ、ラッセルホブスの公式HPに消耗品部材としてパーツだけでの購入が可能でした。
- グラインディングボウル 2200円
- 掃除用ブラシ 550円
- カバー1320円
パーツ買いなので割高なのは仕方がない。商品まるごと買いなおす必要がないのはありがたいです。
評判と口コミ
他コンパクト電動グラインダーとの比較
同じグレードの「プロペラ式」のコーヒーグラインダーと比較してみました。
商品 | カリタCM-50 | メリタECG64-1L | ラッセルホブス7660JP |
実勢価格 | 2000円 | 3000円 | 4120円 |
サイズ | 99×82×178 | 98×98×183 | 125×125×215 |
重さ | 750g | 750g | 1100g |
カッター | プロペラ式 | プロペラ式 | プロペラ式 |
容量 | 50g | 70g | 60g |
粉砕能力 | 中挽き50g/15秒 | 40g/15秒 | 60g/10秒 |
リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
日本の2大ブランド「カリタ」と「メリタ」と比較しました。
上の表のままだとわかりにくいと思うので、ざっくりと評価をまとめます。
項目 | カリタ | メリタ | ラッセルホブス |
価格 | 安い | 安い | 高め |
サイズ | 小さい | 小さい | 分解できる |
清掃性 | 悪い | 悪い | 良い |
粉の移動 | 大変 | 大変 | ラク |
音 | うるさい | うるさい | うるさい |
粒度のバラつき | 悪い | 悪い | 悪い |
上記の通り、価格・サイズが最優先の方はカリタ or メリタ。清掃性、収納のしやすさならラッセルホブスという感じでしょうか。
カリタやメリタも評価の高い商品なのですが「清掃性の悪さ」「ドリッパーに粉を移しにくい」「静電気」について、不満に思うユーザーが一定数いるようです。
まとめ
ラッセルホブスがおすすめな人
- キッチンが狭くて収納に困っている
- デザインにこだわりがある
- メンテナンスが楽なものが良い
ラッセルホブスをおすすめしない人
- コスト優先
- 音がうるさいのは困る
- 粒の大きさのバラつきが気になる
ラッセルホブスの7660JPをまとめてみましたが、個人的に2020上半期買って良かったものランキングでベスト3に入る良い買い物でした。
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