先日マンションに引っ越ししたsutasutaです。
マンションのキッチンはただでさえ狭いのに、食器を仕舞うカップボードに冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器といった各種家電を置くと、残りのスペースはかなり限られてしまいますよね。
我が家の場合、そのすき間はわずか50㎝弱。
そんな窮屈な場所に、
- できるだけ大容量で、
- ゴミ分別も出来て、
- 上部スペースも収納として有効活用できる
しばらくの間そんなゴミ箱&棚を探していました。
そんな、すき間を埋めるくれるテトリス棒のようなアイテム待ちの状態だったわけですが、
ペリカンガービーというゴミ箱×無印良品のスチールユニットシェルフの組み合わせで、満足いく結果になったのでご紹介します。
50cmのすき間にピッタリと納まって気持ちいい・・・
ゴミ箱の置き場所に困っている、ゴミ箱の上部がデッドスペースになっている人におススメですよ。
ペリカンガービーの特徴
まずはペリカンガービーというゴミ箱についてご紹介します。特徴は下記の通り。
- フタが前開きで大きく開く
- 容量は38リットル
- 1つのボックス内で、分別が可能
- 積み重ねて(スタッキング)使うことができる
- ポップな見た目がカワイイ
大容量×空間を有効活用×フタ付き・・・まさにマンションの狭いキッチンにうってつけのゴミ箱!
フタは前開きで大きく開く
ペリカンガービーのフタは前開きです。
フタがガバッと大きく開き、その形がペリカン似ているため、商品名の由来になっているんでしょうね。
さてこの商品名にもなっている、前開きで口が大きく開くことはメリットがある一方、デメリットもあります。
メリット
メリットは大きいゴミも簡単に入れられること。
以前は無印良品の2段に積めるゴミ箱を使っていたのですが、これが使いずらかった。
下段のゴミ箱のフタが上のゴミ箱にぶつかって少ししか開くことが出来ず、ちょっと大きいゴミになると入れることが出来ませんでした。
今考えると設計ミスというレベルでしたね。
翌年の製品からは蓋の開く向きが選べるように仕様変更されていました(´・ω・)
そんな失敗もしていたため、このペリカンガービーの大きく開く口の大きさは非常に使いやすいと感じます。
デメリット
デメリットはゴミが落ちやすい点。
ペリカンガービーはフタが前開きのため、ゴミが溜まってくると口のギリギリの部分にあるゴミがポロっと落ちてしまうこともしばしば。
奥にギュッとゴミを押し込んでしまえばよいのですが、ゴミ袋を引っかけるフレームもプラスチック製のため、力をかけると変形してしまい本体から外れやすいです。
またゴミ袋はフレームのツメに引っかけるだけなのでゴミ袋が外れやすい、のも難点です。
とにかく、このフレームは強度・形状ともに設計が良くない!
積み重ねができるので、スペースを有効活用できる
前開きのフタのもうひとつのメリットは積み重ねができること。3段積んでも高さは1m30㎝。使い勝手も全く問題ありません。※3段積みはメーカーは推奨していないかも
冒頭で述べたように、マンションのキッチンの収納不足は深刻です。その点ペリカンガービーは前開きの扉のため、上部に物を置くことができます。
ちょっとしたことかもしれませんが、キッチンには置き場所に困るものが何かしらあります。
例を挙げれば、水切りかご。
使っていないときは邪魔ですよね。そんな水きりカゴの一時置きなどにいかがでしょうか?
容量38リットルは微妙、45リットルのタイプが欲しい
ゴミ箱の容量は家族構成や地域のゴミ回収の頻度で適切なサイズが変るので、38リットルが良いかどうかは判断が難しいところです。
大きすぎると夏場の生ゴミの臭いの問題があったり、小さいとゴミ捨てを毎日しなくてはならないといったことになります。
とりあえず私の家庭(子ども2人、大人2人)の場合でいうと正直38リットルでは少し容量が足りなく感じてます。
我が家にはディスポーザーがあるため生ゴミがでません。
それにも関わらず38リットルの容量では2~3日でゴミ箱はいっぱいになってしまいます。
またゴミ袋は規格45リットルのものを使用しているので、ペリカンガービーから取り外すとまだまだゴミが入るため、袋がいっぱいになるまで数日の間 ゴミ箱の前にゴミ袋を置いていることもあります。
市販のゴミ袋と同じ45リットルサイズの商品を追加してくれれば、私はすぐにでも買い足したいですね。
1つのゴミ箱内で分別が可能
ゴミの分別は燃えるゴミ以外にビン・カン・ペットボトル・食品トレー・牛乳パックとゴミを分別する必要があります。
その分だけゴミ箱をそろえるのも馬鹿らしいですよね。ペリカンガービーはその点も配慮された設計になっており、一つのBOXでレジ袋を2つセットすることができるようになっています。
しかし2つに分別できたところで、先に述べた種類のゴミを分別できません。そこで、我が家では
- ビン・缶・ペットボトル
- 食品トレー・牛乳パック
で分けることにしており、いっぱいになったらレジ袋を取り外し、再度分別してゴミ出ししています。2度手間ではありますが、頻度も少ないので苦になっていません。
デザイン性も良い
プラスチック製ですが、安っぽさはありません。むしろプラスチック製にしかできないポップなデザインをいかんなく発揮した意匠であると言えます。
ペリカンガービーを販売する『stacksto』は他にもプラスチックを使った可愛らしいデザインのバケツなども取り揃えており、プラスチックプロダクトを得意としていることが分かります。
実はこの製品も我が家ではおもちゃ収納用として愛用しています。(*´ω`*)
頼れる相棒!無印良品スチールユニットシェルフ
ここまでペリカンガービーのレビューをしてきましたが、この記事の本分は幅450mmのすき間の有効活用。
ゴミ箱だけでなく、無印良品のスチールユニットシェルフがもう一人の主役です。
おすすめのサイズ
ペリカンガービーと合わせて使う場合のスチールユニットシェルフのおすすめサイズは
奥行41㎝×幅44cm×高さ175.5cm or 212.5cm 無印良品のホームページではシェルフセット一覧に上記のサイズの掲載が無いため、品揃えがないように見えてしまいます。
しかしシミュレーターから調べると、ちゃんと幅44㎝のものが品揃えされていることが分かります。
ゴミ箱の上部のスペースも有効活用
無印良品の収納の強みは同社が製造する棚と収納ケースのモジュールが揃っていることです。(モジュールとは基準寸法のこと)
しかしこの幅44cmにあう収納ケースは種類が少ない(泣)
選べるのはブリ材かラタン材の角型バスケットくらい。
仕方ないので、我が家ではブリ材のものを使用しています。不満を言いつつも軽くて容量も大きいので、使い勝手は良いです。
ステンレスワイヤーバスケットなんかはキッチンの収納にはうってつけのデザインなので、このシリーズにもサイズが追加されるとうれしいですね。
幅が狭いので、棚がグラつく! 地震対策に
幅44㎝のスチールユニットシェルフは思った以上にグラグラしていたので、無印良品の「転倒防止補助フック」を使用しています。(シェルフ背面の壁の補助フックを取り付ける位置に、壁の下地がなかったため仕方なく隣のカップボードに連結)
ビスを打てばいいのですが、少しもったいない気がして今は両面テープで止めています。(*´ω`*)
まとめ
ペリカンガービーと無印スチールユニットシェルフを組み合わせて使用することで、空間を無駄にすることなく容量の大きいゴミ箱を設置することができました。
しかし、ペリカンガービーには改善してほしいポイントもいくつかありました。
- 容量45リットルタイプが欲しい!
- ゴミ袋をひっかけるフレームは樹脂じゃなくて金属性が良い
- ゴミ袋の引っ掛け方は改良してほしい
メーカーさんに届け!
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