駅までクロスバイクで通勤する30代サラリーマンsutasutaです。東京に転勤して3年。駅まで徒歩30分の賃貸に住んでいます。
ちょっと遠めの物件を選んだ理由は家賃と駐車場代を節約するため。おかげで駅近物件に比べて月1万5千円ほど安くすることができました。
その代償に駅までは自転車通勤しているのですが、一番悩みは雨。
次の日 雨だとわかると憂鬱になってしまいますよね。
しかし逆をいえば、雨さえ克服すれば、自転車通勤はコスパ最強ということ。

全身を防備する雨対策のおすすめアイテムをまとめて紹介します。
体だけではなく、顔・足・手・持ち物も雨から守る
雨の中、快適に自転車通勤する上で必要なのはレインウェアだけではありません。
下記のように全身を雨から守るアイテムを揃えると、雨への憂いを解消し、快適性はグッと上がります。

こんなにいっぱいあるの!?大変だなぁ
確かに全部を揃えていたら、いそがしい朝に準備だけで時間を取りそうですよね。
なのでしっかりと雨を防御しつつ、お手軽に使用できるものを紹介したいと思います。
おすすめレインウェア
レインウェアを選ぶ際にチェックすべきポイント

上からスッポリと被るだけのポンチョと、上下セットアップのレインスーツはどちらが良いの?

私は断然セットアップのレインスーツをおススメします。
以前はポンチョを使用していたのですが、
- 地面からの水しぶきを防げない
- 風にあおられやすい
という二つの理由で、ポンチョを使うのをやめました。
そんなレインスーツを選ぶうえで、チェックすべき点は以下の通り。
- 防水性(耐水圧5000mm以上)
- 蒸れにくさ(透湿性能5000g/m2以上)
- 裾と袖が絞れる
- リフレクターがある
それでは早速おすすめの商品を紹介します。
おすすめのレインスーツ
私のイチ押しはアメトハレのPIRARUCU(ピラルク)レインシェイカーです。
耐水圧 | 10000㎜ |
透湿性能 | 5000g/m2 |
裾と袖の絞り | 可 |
リフレクター | 有り |
カラーバリエーション | ホワイト・ブラック・カーキ |
ぱっと見はふつうのレインコートなのですが、クラウドファンディングで1300人から550万円もの支援を受けた超話題の商品なんです。(当初目標が10万円だったので、50倍以上の成果!)
そこまでの支援を集めた理由は2つの特許技術。
「回転式フード」と「着脱レインバイザー」です。
雨中の自転車は濡れることだけがストレスではありません。「視界の悪さ」も大きなストレスの要因ですよね。
ふつうのレインスーツは横を向くとフードが視界をさえぎり、横に車がいるか確認しにくく危険です。
しかしこのPIRARUCUはフードが特殊なレールで体部分とつながっているため、独立して動きます。そのため首を振ってもフードが視界を邪魔しません。
また付け外しが簡単なレインバイザーを標準装備。メガネユーザーは水滴に悩まされることもありません。
いままでのレインスーツは「サイドミラー無しの車を運転していたようなもの」と感じるほど、視野を広く感じさせてくれます。
(標準のレインバイザーはちょっと小さめなので、さらに完全に顔を雨から守りたい人は、次章で紹介するレインバイザーと合わせて使用するとさらに快適性が上がります。)
本格アウトドアブランドMILLET(ミレー)の石曽根裕氏が手掛けているため、動きやすさ・デザイン性についても申し分なし!

アメトハレはレイングッズ専門店なので、ピラルク以外にも魅力的な商品が多くあります。ぜひ公式HPも見てみてください。
2020年にはリュックごとかぶれる「バッグインコート」も発売されました。
顔とメガネを雨から守るレインバイザー
「溶接工かよ!」
と拒否したくなるのはよくわかります。私もそうでした。
しかし顔に水がかかるのは想像している以上にストレスです。
暑くも無い日に、霧吹きで顔に水をかけられることを想像してみてください。不快ですし、イラっとしますよね。
特にメガネをかけている人は水滴がレンズに付着して前方が見えにくくなり危険です。
そんな時はこのレインバイザーがあると快適です。
- ツバが広いもの。狭いものは隙間から雨が入ってくる
- 頭囲のサイズ調整できるもの。調整できないと風で飛ばされやすい
- 傾き、角度を変えられる。

すこし大げさに見えてしまうレインバイザーですが、カッパのフードと組み合わせると違和感ない見た目になりますよ
ちなみに上で紹介したアメトハレ(カジメイク)にもレインバイザーがあります。

単品ではもちろん、上で紹介したPIRARUCUにもつけられます。より視界を広くすることができるので、合わせての購入がおすすめ!
実は足元が一番濡れる!防水ビジネスシューズ

忘れちゃいけないのが足元の濡れ。特に革靴は水にはめっぽう弱い。
靴用のレインカバーなどもありますが、私は防水のビジネスシューズを推します。
- 荷物を減らせる
雨の日は何かと準備が必要です。できるだけ準備する手間も減らすためにも、わざわざ靴用のレインカバーを持ち歩きなどせず、靴を履き替えて身軽にするのがおススメです。 - 革靴は濡れた地面で滑りやすい
革靴は靴底にグリップがないため、ツルツルした石材などの床の上では滑って転んでしまうおそれが有ります。(特にコンビニの入り口は危ない) - 晴れの日も普通に使える
雨対策グッズは雨の日しか使用できないとコスパが悪くなりがち。防水ビジネスシューズは晴れの日も使用することが可能。
防水ビジネスシューズの選び方ですが、チェックポイントは以下の通り
- 防水性能が高い物を選ぶ
- 蒸れにくいものを選ぶ
- 靴の裏がゴム製の滑りにくいものを選ぶ
- 歩きやすいものを選ぶ
私のおすすめは『 texcy luxe (テクシーリュクス) 』の防水シリーズ。
テクシーリュクスを聞いたことが無い人も多いかもしれませんが、あのアシックスが手掛ける本革を用いたビジネスシューズブランドです。
詳細はこちら テクシーリュクスTU-7787をおすすめする理由
防水のビジネスシューズはいろいろなメーカーから販売されていますが、テクシーリュクスの防水シューズの良いところは防水性能はもちろんのこと、スニーカーのような履き心地と革靴としてのすスタイリッシュさを共存させていること。

おまけに価格も手頃。アマゾンや楽天でも軒並み高評価です。
忘れがちなグローブの雨対策
春から夏におすすめのグローブ

暖かい季節なら、手は別に濡れてもいいんじゃない?
正直な話なくても大丈夫です。
しかし、私は春から夏の季節もグローブすることをおすすめします。その理由はグローブの役目は手を濡らさないということだけではなく、
- ハンドルを滑りにくくする。
- 転倒時に手を守る
という目的があるためです。。
ノースフェイスの『ファストパッキングシェルグローブ』はトレッキング用で防水透湿性にすぐれた生地が使用されています。
そのため夏の暑い日でもサラサラした着け心地で、蒸れを感じずに使用することができます。
秋から冬におススメののグローブ
秋から冬の防水グローブには、自転車に乗っていない時でも違和感のないデザインの手袋をおススメします。
わざわざ2種類の手袋を持ち歩くのは、かさばりますからね。
紹介するのはSEIRUS(セイラス)のエクストリームオールウェザーグローブです。
アメリカ海軍でも採用された実績のある商品で、指先も動かしやすいのが特徴です。
完全防水だとスノボで使うようなゴツいシルエットになりがちですが、この商品は薄手で、デザインの主張も控えめ。スーツでも違和感がありません。
実際に私が使用しているSEIRUSの完全防水グローブの記事はこちら
詳細はこちら 【自腹で検証】Seirusの完全防水グローブを水に3分間浸してみた
他にもいろいろと、防水グローブを調べた記事を作成しました。
詳細はこちら 【安物に騙されるな】自転車通勤におすすめの防寒防水グローブ13選
スーツで自転車通勤する人の雨対策まとめ
以上の通り、靴と手袋は雨の日以外にも日常使いできるものを選び、雨の日はカッパとレインバイザーを準備するだけで、雨の日も濡れずに通勤することができます。

いざ揃えてみると準備した雨具の効果を試したくなり、雨の日が待ち遠しくさえなってしまいますよ。

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