綿サイコー!
40代を目前にして、加齢臭が気になってきたsutasutaです。
綿の着心地の良さを再確認させてくれたワイシャツのインナーを見つけました。
有名下着メーカーのB.V.Dが発売するGOLDです。
今までワイシャツのインナーには、ユニクロのエアリズムやヒートテックを着ていましたが、下記の2点が不満でした。
- すぐに型崩れして、襟・裾・袖がビロビロに
- 脇のニオイがとれない化繊素材
安くて着心地は悪くないんですけどね・・・
この不満を解消すべく、綿100%素材のインナーを調査。
そこで目に止まったのが、B.V.DのGOLD。発売以来、3億着を売ってきたとのこと。
気になった私は即購入、即着用・・・・・
綿サイコー!
綿の良さを存分に感じることのできるインナーでした。
これぞ綿100%・・・・いやもう綿150%って言いたい!
特に、汗が多い人、タイトな着用感が好きな人におススメ!
B.V.DのGOLDシリーズとは
1876年にアメリカ ニューヨークで産声を上げたB.V.D。社名の由来は3人の創業者の頭文字だそうです。
1876年といえば日本はまだ明治9年。江戸時代が終わってまだ10年も経っていない時です!
そんな歴史あるB.V.Dの定番インナーであるGOLDは3億着を売り上げた超ロングセラーの人気商品です。
人気の理由は一重にその品質。
丈夫×肌触り×吸湿性といった綿本来の性能を、 全て自社グループ工場で生産しすることで、守り続けてきたから。
やさしさとタフさを兼ね備えた、まるでアメリカンヒーローのような商品
B.V.DのGOLDの素材感
滑らかな肌触り
同じタイミングで購入したグンゼ社のthe GUNZEよりは滑らかさに欠けますが、それでも十分な肌触りの良さがB.V.DのGOLDにもあります。
チクチク感を無くすために、 どのメーカーも首元のタグを無くし、プリントにしていることが多いのですが、B.V.Dはまだタグ仕様のまま。
しかしタグは柔らかい素材なので許容範囲内。今後に期待です(^_^)b
伸縮性
GOLDのアップ写真。生地に縦に筋が入っているのが見えますね。これはフライス編みと呼ばれる編み方である証拠です。
フライス編みの特徴は横方向へのゴムのように伸び縮みすること。
そのためタイトめなサイズを選んでも、締め付け感はそこまでではありません。ほどよく身体にフィットしてくれます。
フライス編み以外に「天竺編み」とか「鹿の子編み」等がありますが、アンダーウェアでは、フライス編みが最適と言われています。
生地の厚さ
汗をしっかりと吸ってくれるか判断するうえで欠かせないのが、生地の厚さ。
しかし厚さを測ろうにも、正確には測れない。
そこで、グンゼのthe GUNZEとHanesのビズ魂というインナーと重量で比較したいと思います。
全てMサイズで大きさもだいたい同じくらいなので、重量が重いほど生地も厚いと言えます。
計測の結果はこちら
B.V.D(121g)>グンゼ(101g)>Hanes(94g)
という、B.V.DのGOLDが一番厚手という結果になりました。
生地の厚さは好みがあるので、「いずれが最も優れているのか?」という疑問について、一概には答えられませんが、
汗をしっかりと吸ってほしい人はB.V.D。
着心地と吸水性のバランス重視の人はグンゼ。
という選択がおすすめですね
GOLDはしっかりとした生地の襟を使っているので、ワイシャツを着てもインナーが透けて、少し目立ってしまいます。
透けても目立ち難いベージュ色が無いのはちょっと残念なポイント。
洗い方・洗濯表示
- 液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い処理が出来る
- 塩素系及び酸素系の漂白剤を使用して漂白ができる
- タンブル乾燥ができる(排気温度上限80℃)
- 底面温度200℃を限度としてアイロン仕上げができる
洗い方で特に注意する必要ななさそうです
参考にしたサイト Panasonic「新・洗濯表示の正しい意味は?」
B.V.D GOLDのサイズ感
上の写真の下着はすべてMサイズ。それぞれの寸法を計測すると下記の通り。
メーカー | グンゼ | B.V.D | Hanes |
商品名 | the GUNZE | GOLD | ビズ魂 |
肩幅 | 40cm | 37cm | 35cm |
身幅 | 44cm | 39cm | 42cm |
着丈 | 69cm | 72cm | 70.5cm |
他2社に比べてB.V.DのGOLDはタイトなシルエットであることが分かります。
つまり、B.V.DのGOLDは身体にフィットさせて着る感じです。
身長171㎝ 体重70kgのチョイメタボ体型の私がMサイズを着用した写真。
写真を見ても分かる通り、胸のところにシワが寄っており、身体にピッタリとフィットしているのがわかります。
なんか窮屈で苦しそう・・・
と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
前項でも述べたように生地は伸縮するので、「締め付ける」というよりも「フィットしている」と感じる着心地です。
首元もVネックなので、息苦しさを感じるようなこともありません。
裾の丈は胴長の私のお尻が半分以上隠れる程度の長さ。
これなら屈んでもインナーがずれあがる心配はありません。
胸の部分だけでなく、袖ぐちの部分も少しタイト。腕を上げても、ワキの下が見えません。
そのため夏場に半袖のワイシャツを着た時に、脇の下をチラ見せして周囲の人を不快にさせるおそれがありません。
誰もオッサンのわき毛なんて見たくないのだ
B.V.D GOLDの吸水性と速乾性
吸水性については文句無しに満点。
逆にGOLD吸水量を超えるほど汗をかく環境ならば、吸湿速乾の下着でも間に合わない。いっそのこと着替えを持って出歩く方が正解です。
吸水量が多いの分、速乾性については普通の綿と同じレベル。
しかしその吸水量が速乾性の悪さをカバーしてくれます。
しっかりと汗を吸収してくれ、30度を越す真夏日でもない限り、秋から春に快適なインナーになっています。
B.V.D GOLDの防臭効果
ワキの下のムレを、厚手の生地がしっかりと吸湿してくれるので、ワキガを軽減してくれます。
エアリズムを着ている場合は、出社した時点で既に臭いが発生しはじめてしまう私。お昼ごろにはもうハッキリと臭いが滲みでてきます。
しかしGOLDを着用している場合は、夕方過ぎまでニオイはほとんど発生せず。
B.V.D GOLDの の耐久性
黄ばみ難さ
50回くらい着用したものと、未使用のもので重ねてみました。
体臭持ちの私でもワキの黄ばみはありませんでした( ´∀`)bグッ!
ただし、気になるほどではありませんが、未使用時にくらべて全体的に少しくすんだ白になっていました。(オフホワイトって感じ?)
この点はthe GUNZEのほうがちょっとリードしている感じかな。
型くずれ
綿100%なので当たり前ですが、全体的に少し縮みました。
裾はもともと長いので問題なし。胴回りももあまり変化はありませんでした。
B.V.DのTシャツで有名なのは襟回り。襟が伸びにくいとされているバインダー縫いで補強されています。
50回以上着用しても襟まわりは全くヨレも発生していません。ここは逆にB.V.D GOLDのようが、theGUNZEよりも優れている点ですね。
臭いに悩む汗っかきさんはB.V.DのGOLDを選ぼう!
肌触り | (4.0 / 5.0) | 十分ななめらかさ |
吸水性 | (4.5 / 5.0) | 厚くて、しっかり吸収 |
速乾性 | (3.0 / 5.0) | 普通! |
におい | (4.5 / 5.0) | しっかり湿気を吸収。臭いにくい |
汗じみ・黄ばみ | (3.5 / 5.0) | ワキの黄ばみ無し。全体的には少しくすむ |
型崩れ | (4.5 / 5.0) | 縮みはあるが許容範囲。襟まわりはしっかり! |
こんな人におすすめ!まとめ
- 汗の量が多い人
- 身体にフィットする着用感が好きな人
- ワキの臭いが気になる人
数回着用しただけですが、愛される理由が良くわかる
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