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失敗しない転勤族の夢のマイホームの選び方。同僚の成功談と失敗談

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空と街の写真

全国転勤のある会社に勤めて早15年。毎年2月になると転勤の辞令が無いかソワソワして落ち着かない気持ちになります。私はこれまで2度の転勤を経験していますが、周囲の同僚を見渡しても、10年以上勤務していて転勤を経験していない者はほとんどいません。

そんな転勤族にとって一番の困りごとは「マイホームの購入」です。

「マイホームを購入した途端、転勤を言い渡される」転勤がある会社ではどこでも言われるジンクスですが、私の同僚で、住宅購入して1カ月も住まずに転勤となって二人の体験談がとても対照的で、住宅購入を検討していた私にとってとても参考になったので紹介します。

田舎に新築一戸建てを購入した同期のN君の失敗談

東京で生まれ育ってN君は入社5年目に大阪から自社工場の北陸地方に転勤となりました。

たくさんの自然や美味しい食材に恵まれたその土地はバーベキューなどのレジャーが大好きなN君にとって魅力的な環境でした。またN君の奥さんも娘の誕生をきっかけに、ママ友が多くできたこともあり、大手ハウスメーカーの新築1戸建てを購入しました。

しかし3月の憧れのマイホームの引き渡し直前、会社から中部地方への転勤の辞令がでました。完成したばかりの新居には2日間しか住めず、単身赴任で引っ越してしまいました。

まだ子供も小さかったため、半年~1年後に家を賃貸にだして同居予定とのことでしたが、せっかくの新築を貸すのが惜しかったり、希望の金額での借り手が見つからず結局3年間単身赴任のままでした。(今は無事に戻り、ちゃんと同居しています。よかった。)

奥さんと娘がだいすきなN君は

毎週末2時間かけて車で帰り、金銭的にも体力的にも相当しんどかった

と、かなり苦労したことを話していました。

東京都区内の駅から徒歩2分の中古マンションを購入したS先輩の成功談

青森出身のS先輩は、本社のある東京での勤務が10年目を迎え、会社からの家賃補助が適用範囲外となってしまうため、東京都江東区の地下鉄から徒歩2分の築10年の中古マンションを購入しました。

3LDKで70平米弱と少し手狭な上に、少し予算オーバーだったそうですが、通勤も楽になればと購入を決意したそうです。

しかしS先輩も、マンションを購入した矢先に仙台にへの転勤の辞令を受けました。(こう書くと、私が働いている会社は住宅を購入した人は皆  転勤になっているように見えちゃいますが、そんなことはないです。(;’∀’))

子どもはすでに小学生でしたが、中学性になるまでは単身赴任しないと決めていたS先輩は、新築のマンションを賃貸に出し、家族帯同で仙台に引っ越しをしました。

一方マンションは借り手がすぐに見つかり、ローンの支払額よりも数万円高く貸し出すことができ、マンションの管理費や修繕積立金まで、その家賃収入で賄うことができたそうです。

転勤先の仙台では会社からの家賃補助で月々約3万円程度の自己負担で済み、5年後に東京に帰って来たときにはローンが約800万も減っていた状況になったそうです。

転勤先での住居費、住宅ローン控除が摘要外となったり、確定申告の煩わしさなどもあったけど、それでもマンションを購入しておいて本当に得した。

転勤族の住宅の選び方はの鉄則は「貸しやすさ」にこだわる

二人の買った物件を比較してまとめた表は下記の通りです。

同期のN君先輩のSさん
買った場所人口5万人の地方の市東京都江東区 駅まで徒歩2分
住宅の種類戸建てマンション
築年数新築築10年の中古
購入価格3500~4000万円(2013年) 3500~4000万円(2009年当時)

物件の金額自体はほぼ同等でも3~5年後の二人のお金の負担の差は数百万円にもなったと思われます。

これだけの差が発生した原因は物件の貸しやすさに他なりません。

転勤族は転勤するものです。転勤があるという前提で、貸しやすいもしくは売りやすい物件を選ぶほうが良いと思います。転勤しても住宅ローン同等以上の価格での借り手がつきやすい住宅を選んでおかないと、N君のように望まない単身赴任となってしまい、金銭的にも精神的にも苦労してしまいます。

転勤となったら単身赴任するから、貸しやすさにこだわる必要はない

と考えるかもしれませんが、長い人生ではなにがあるか分からないもの。マイホーム購入時は一生涯住むつもりでも、会社の倒産や工場の移転、家族構成の変化などで、住宅を手放さなければならなくなる場合も考えられます。

そのためには貸しやすさだけでなく、価格が下がりにくい物件を選ぶことも忘れてはいけないポイントです。一般的には貸しやすさ=人気がある≒価格が下がりにくい物件と考えられるため、単身赴任をすることが決まっている人でも売りやすい、つまり価格が落ちにくい物件選びが重要となります。

貸しやすさと売りやすさは必ずしも一致するわけではありません。東京の田園調布などは物件価格が高い割に、賃料が安かったりします。

転勤族が地方で戸建てを買う場合のリスク低減(N君の場合)

「N君はどうすべきだったのか?」と問われたら、個人的には大企業の工場が2つしかない今の街ではなく、もっと多くの大企業の工場が複数個ある街の近郊に家を購入したほうがよかったのではないかと思います。
工場には本社からも転勤族が毎年入れ替わり立ち代わり異動してきます。そういった転勤者をターゲットとして、家賃を決めれば良かったと思います。
その地域の不動産屋は各企業の家賃補助も把握しているので、その補助の限度額を聞き家賃の値決めをしても良いのではないかと思います。

まとめ:転勤族の物件選びのポイントは

  • 転勤はいずれするものという現実から目をそらさず、「貸しやすさ」を重視した住宅選びをする。
  • 単身赴任するから、貸しやすさは不要は通用しない。万が一、売却しなければならなくなった時に売りやすい(価格がさがりにくい)物件を選ぶ
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