ポップアップテントは2010年くらいから流行り始め、現在は数多くのメーカーやショップで販売されています。
しかし聞いたことの無いブランド名の物も多く、心配になりますよね?
そこでアマゾンや楽天にあるポップアップテントのメーカーや販売会社の概要を調べて、まとめてみました。
6年間ポップアップテントを使用してきた私が考える公園用のポップアップテントに必要な機能などは把握しているので、そのブランドのテントの特徴も合わせて紹介していきたいと思います。
参照記事公園用ポップアップテントの選び方。失敗しないための5つのポイントを解説
ポップアップテント15社の比較表
アウトドアメーカー系
ピクニック用のポップアップテントは、雪山登山用品などを扱うゴリゴリの本気のアウトドアブランドは販売していません。バーベキューなどのライトなレジャー用品を販売しているブランドがメインになります。
coleman(コールマン)
- キャンプ用品業界の巨人であるコールマン。バーベキューなどのレジャー用品では真っ先に名が挙がる有名なブランド
- 直営店はごくわずかで関東にも2点しかない。しかしアウトレットショップは三菱地所が運営するPREMIUM OUTLET(御殿場、佐野、土岐、りんくう、鳥栖など)に出店している。
- 価格は驚くほど安く、気軽に購入できるものが多い。
- サンシェードテントとしては、ポップアップ式には力をいれておらず、ワンタッチ式のもののほうが完成度が高い
- UVPROはテント生地自体が劣化しにくさのことなので注意。
- デザインは男性が好きな無骨なものが多い
North Eagle(ノースイーグル)
- 株式会社ナニワのアウトドアのオリジナルブランド。僕はてっきり海外ブランドだと思ってたぜ
- 老舗アウトドアブランドとして有名。
- ポップアップテントは特筆する点はあまりない。逆を言えば、悪いところも見当たらない優等生の仕上がり。
Logos(ロゴス)
- 実は日本の大阪で創業されたアウトドアブランド。(カエデのロゴがカナダっぽいせいか。)
- 近年ではららぽーとなどのショッピングモールにも多く出店している。
- カラフルで可愛らしい商品が多く。女性ファンも多い。
- ディズニーやはらぺこあおむしなどの人気キャラクターとのコラボ商品が数多くある
- ピラミッド型のポップアップテントは機能的にシンプルなものばかり、ドラム型のポップアップテントのほうが機能が充実しているものが多い
DOD(ディーオーディー)
- 大阪のビーズ株式会社が手掛けるブランドDOD(ディーオーディー)は「アウトドアをワクワクするソト遊びに」をコンセプトに、他社にはないユニークなデザインや特徴を持つアイテムを開発している。
- 同社は自転車用品「ドッペルギャンガー」や手掛けるブランドなので、そちらで知っている方も多いかもしれないですね。DODもDoppelganger OutDoorが名前の由来のようです。ちなみにダーツのBLITZER(ブリッツァー)も同社のブランド
- 実物を見れる店舗は多くは無く、各都道府県に1店あるかないかぐらいのため、ネットで購入するしかなさそう
- デザインは男性向けの物が多い
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
- アウトドア用品総合ブランドのキャプテンスタッグ。会社名はパール金属株式会社と言い、日本の新潟県発祥の会社です。
- ブランド名はSTAG=牡鹿を意味しており、大自然で生きる牡鹿の群れのリーダーのように頼れるような存在を目指すことからきている
- 商品のデザインは最近流行のカラフルなものは少なく地味なものが多い。しかし安価で品質が高いうえに色々な幅広いアイテムをラインナップしていて人気を集めている。
- ポップアップテントも、必要な機能のポイントを押さえた仕上がりになっている
VISION PEAKS(ビジョンピークス)
- VISIONPEAKS(ビジョンピークス)は株式会社ヒマラヤのアウトドアブランド。ヒマラヤはヒマラヤスポーツという名前で色々なところに出店しているので知っている人も多いと思います。
- VISIONPEAKSは特にデザイン性を高めたシンプルでシックなスタイルの商品が多いが、その中でポップアップテントだけが、カラフルで柄も可愛らしいのが多いので少し異彩を放っています。
- ポップアップテントは形状を見る限り、多分この後に説明する山善のものと同じなため、OEM製品だと思われる。
山善よりもカラーラインナップが豊富なので、消費者としては選択肢が増えてラッキーですね。
ネット通販系
インターネット通販サイトが、自社で製品開発したポップアップテント。工夫を凝らし、機能的に優れたポップアップテントが多くある。
特にcampers collectionとvillimetsaとENDLESS BASEは個人的にはおすすめのポップアップテント。
詳細はこちら 口コミで評判の公園用ポップアップテント3つを比較。特徴を解説
Campers collection (キャンパーズコレクション)
- インターネット通販の山善(yamazen)がアウトドア用品のブランドとして掲げるのがCampers collection(キャンパーズコレクション)
- 山善は東証一部上場の大企業。ネット通販系でくくってしまったが、産業機械の販売までしている。
- ポップアップテントではいち早く遮熱をアピールした商品を販売し、現在では同社の「COOL TOP SHADE(クールトップシェード)」というロゴがはいったテントを多く見かけるようになった。
- ちなみに私が6年前に購入したもの同社のポップアップテントで、買って良かったと心底満足している。
villimetsa(ヴィリメッツァ)
- villimetsa(ヴィリメッツァ)はベガコーポレーションというEC通販会社の家具インテリア関連のウェッブショップ「LOWYA」のアウトドア製品のブランド名。参照元:LOWYA
- ベガコーポレーションは2004年創業のベンチャー企業。会社ホームページを見ても、若い人達が自由な雰囲気の中で仕事をしているのが分かる。商品にもその特徴が表れており、感性の高いデザインの商品が多い。
- ポップアップテントというと、雑誌でも度々取り上げられおススメNO.1商品としても紹介されていることが多い。
ENDLESS BASE(エンドレスベース)
- ENDLESS BASE(エンドレスベース)はネット通販会社「タンスのゲン」のアウトドア用品関連のブランド名。
- タンスのゲンは楽天のショップオブザイヤーでも総合2位を獲得するなど、顧客満足度の高いショップ。(ちなみに1位は上で紹介したヒマラヤです。)
- ポップアップテントは出入口と対面側の開口部が広くつくられているため、通気性がとても良いのが特徴。もちろんシルバーコーティングにフルクローズやメッシュスクリーンなどももちろん装備されている。
- デザインは単色やカモフラなど男性が好むデザインのものが多かったが、2019年に女性にもおすすめのボタニカル柄が発売された。
outrich(アウトリッチ)
https://www.modern-deco.jp/abouts/
- outrichは株式会社De-Dreamが運営するネットショップMODERN DECO(モダンデコ)のアウトドア商品のブランド 。
- 元々summit(サミット)というブランド名だったが、2018年にoutrichに変更した
- ポップアップテントは可愛い柄が揃い、女性を意識したデザインが豊富
- アマゾンでは取り扱いなし
- 個人的にはシルバーコーティングがないので、遮熱性がすこし心配。しかし、その分テント内も明るくなるメリットもあるので、用途や目的をしっかりと考えた上で購入したい
fieldoor(フィールドア)
- ㈱クローバーが運営するネットショップ(MaxShare、smile price、PLAN-Bなど)で販売しているアウトドア関連用品をFIELDOOR(フィールドア)というブランド名で販売している。会社規模の割りにかなり手広く健闘している会社。(かなり儲かっているんじゃないか・・)
- キャンプ用品のお店にも陳列されているので、知っている人も多いのでは
- アウトドア用品を幅広く品揃えしており、特にタープテントは見かけることが多い
- ポップアップテントは他のどのショップのものとも形が違うので、自社で企画・販売しているとおもわれる
- 公園で使用するのに必要な基本スペックはすべて網羅されており、使い勝手が良い商品。
シェアスタイルのKINARI
- 自立式ハンモック「ゆらふわモック」で人気を獲得したシェアスタイル。同社HPではカー用品がメインの会社
- 同社が手掛けるポップアップテントがKINARI(キナリ)
- ほぼ白一色のポップアップテントが逆に新鮮なデザイン。(屋外で使用するものなので、汚れが気になる人は要注意。)
- 形状は上で紹介したvillimetsaと似ており、OEM製品か同じ工場で製造されていると思われる。(但し、KINARIにはシルバーコーティングなし)
- amazonでの取り扱いは無し
DABADA(ダバダ)
- ダバダはアウトドア用品の企画、卸、販売をおこなう大阪府の会社。
- トランポリンで特に人気がある。
- ポップアップテントは、4面ともにシルバーコーティングが特徴的。
- 他社のポップアップテントは高さが135㎝が標準的だが、ダバダは145㎝で高さがある。
- 骨組みのポールが外側に配置されており、畳み方が他のポップアップテントと異なる
pasinaz(パシナズ)
- 株式会社オールマーケットジャパンが運営するショップ「YouTen」で取り扱うアウトドア用品のブランド名。ロゴはアルマジロ。
- ダンベルやルームランナーなどのトレーニング用品がメインのショップ
- ポップアップテントはベンチレーションがあったり、両側にフロントシート、4面シルバーコーティングなどの特徴がある。
- シルバーコーティングしているのになぜか紫外線UPF50+でなく、UPF40。
不明のブランド 調べてもわかりませんでしたm(__)m
zomakeやkeumerといったものはいくら検索しても情報がわかりませんでした。
推測ではありますが、中国のショップのブランドのような感じがします。
ホームセンター等、実店舗系
ポップアップテントはどこで売っているのか?と実物を見て決めたいという人は、下記のようなは実店舗を持つショップがおすすめです。
Quechua(ケシュア)
- 低価格で高機能として世界的に有名なDECATHLON(デカトロン)が2019年3月28日に兵庫県西宮市に日本第一号店がOPENしました。(世界規模のワークマンみたいな感じですね!)
- このデカトロンのアウトドアブランドがQuechua(ケシュア)です。ケシュアはデカトロンの中でも特に人気がありますね。
- ポップアップテントではなく、ワンタッチテント(折り畳み傘のような仕組み)ですが、機能もデザインも優れているのに低価格です。
- ケシュアについては、アマゾンや楽天で購入するよりも公式HPで購入したほうが安いかもしれません。とりあえず下記のテントは公式HPのほうがはるかに安いです。
South field(サウスフィールド)
- スキーやゴルフ用品でお馴染みのアルペン。イオンにあるスポーツデポもアルペングループ。同社のアウトドアブランドがサウスフィールドです。
- 元々、スポーツデポでもキャンプ用品を取り扱っていましたが、近年のアウトドア人気の高まりを受け、アルペンアウトドアーズといったキャンプ用品をメインとした店舗も展開しています。
- 店舗にはSouthfield以外のコールマンやキャプテンスタッグなども置いています。
ikea(イケア)
- 北欧家具といえばイケア。インテリアのイメージが強いですが、庭先などで使うアイテムも数多くあります。
- その中にポップアップテントもあり、リーズナブルな価格で販売されています。
- 機能は必要最低限とし、価格を抑えている印象です。
- しかし強みである北欧デザインの柄の生地でバランスをとっています。
XEBIO(ゼビオ)
- スーパースポーツゼビオやvictoria、L-breathといったスポーツ専門店を運営するゼビオグループ。
- ゼビオもアルペンと同様に、コールマンやロゴスといったキャンプ用品を多数取り揃えています。
他(ホームセンター系)
コーナン、ミスターマックス、コメリなど日本各地のホームセンターにも
まとめない
ポップアップテントのブランド名を調べてみようと書き始めたこの記事。しかし、その種類の多さに驚きです。とてもじゃないけどまとめきれませんね。
ただ調べていくとわかるのですが、やはり機能が充実しているのは間違いなくネット通販系のブランドですね。
具体的には下記の記事に記載していますので、気になる方は見て行ってください。
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