英語を勉強しようと思い立ったsutasutaです。
38歳という年齢に加え、仕事は残業も多く、育ち盛りの子ども2人を育てる生活を送っているため、なかなか時間を確保するのが難しい。
そのため、少ない時間で効率よく英語を勉強したいと考えています。
そこで、まずは英語の勉強を始めるまえに『英語の勉強方法』について詳しく調べてみました。
- Google検索 上位20サイト
- Amazon Kindleで評価の高い本5冊
ところがいくつか読んでみると、勉強方法はサイトや本によって言ってることはバラバラで何が正しいかわかりません。
特に真っ向から意見がぶつかるのが、以下の2点。
いきなり、英会話学校や留学するのは間違い!
まずは英単語・文法などの基礎知識を増やすのが先!
英単語と英文法は高校授業までで十分!
日本人に圧倒的に足りないスピーキングとリスニングを最初からするべき。
どちらが正しいのでしょうか?
それぞれの意見や考え方の理由や背景をまとめ、自分なりの結論をだしてみました。
先に言うと、『人による』です。
・・・・
これだと余りにも雑すぎますよね。
英語を話せない私の意見で恐縮ですが、その理由をご紹介します。
異なる英語勉強方法の主張とその理由
まずは理由を説明する前に、各々の主張と意見をまとめたいと思います。
英単語とや文法などのボキャブラリー、基礎知識優先派の意見
確かにカナダに8ヶ月間ほどワーキングホリデーに行った私の奥さんは余り英語を喋れるようになっていないなぁ・・・
※それでも私より10倍は英語を話せます。
スピーキングとリスニングなど、実践会話優先派の意見
こちらの意見も的を射ているように思えます。
『正確に喋ろうとしすぎて、逆に言葉が出てこない』っていうのは私自身、実感するところ
英語勉強方法の意見の違いの理由は二つ
両者の意見はどちらも正しいように見えます。それなのに、なぜ意見が真っ向から対立するのか?
私は以下の2点において、両者の考えの基礎にズレがあるのが原因ではないかなと思います。
初心者の定義が曖昧
いずれのサイトでも本でも「初心者」という言葉が使われますが、この初心者の定義が曖昧なことが一つの原因だと思います。
初心者といっても知識には大きな差があります。
- 大学進学のために、受験英語を猛勉強した人
- 高校卒業とともに就職するために、英語は単位取得のためだけに留めた人
- まだ中学生で、学校の授業で英語を勉強中
留学やワーキングホリデーなどに行ったことが無い限り、上の3人は皆自分を英語が喋れない『初心者』と認識しているはず。しかし実際は単語力や英文法の知識には大きな差があるはず。
もともと英単語量5000語レベルの初心者と、1000語レベルの初心者では英語学習へのアプローチが変りますよね。
目指すゴールの違い
もう一つの違いは英語学習の目的およびゴールの違いです。
例えば、
- ネイティブスピーカーになりたい!
- ビジネスでバリバリに英語を使いこなしたい!
- TOEICで850点を突破したい!
という人と、
- 日常会話で困らない会話レベル
- 海外旅行をもっと楽しみたい!
- オリンピックで来日する外国の観光客の手助けがしたい!
という人で必要になってくる単語の量も質も違いますよね。
ざっくりと英検とTOEICで必要となる英単語数をまとめた表がこちらです。
単語数 | 英検 | TOEIC | |
---|---|---|---|
高校受験 | 1200~1500語 | 3級 | 300~400点代 |
大学受験 | 3000語 | 準2級~2級 | 500~600点代 |
難関大学 | 5000~7000後 | 準1級 | 700~800点代 |
ちなみに下記の本では、英語の日常会話はたった350語でできていると紹介されており、中学英語だけでも十分理解できると紹介されています。
2時間くらいで読む事ができ 、分かりやすくて面白い本です。
ただ「350語覚えれば大丈夫!」という胡散臭い内容ではなく、ちゃんとステップに分けて効率的に勉強する方法が詳しく書いてあり、とても参考になりました。
目的と基礎知識レベル別の優先順位
海外旅行や日常会話を楽しみたい人
目安 | 単語・文法 | 英会話実践 |
---|---|---|
英単語1000語以下 TOEIC400点以下 |
高 | 低 |
英単語1000~3000語 TOEIC400~500点以下 |
中 | 中 |
英単語3000語以上 TOEIC500点以上 |
低 | 高 |
基礎的な単語を身につけたら、実践を優先!
ペラペラしゃべりたい人
目安 | 単語・文法 | 英会話実践 |
---|---|---|
英単語1000語以下 TOEIC400点以下 |
高 | 低 |
英単語1000~3000語 TOEIC400~500点以下 |
高 | 中 |
英単語3000語以上 TOEIC500点以上 |
高 | 高 |
本気で英語をマスターしたければ基礎は大事!(なハズ!)
一番先に知るべきことは、自分の英語レベル
以上の事から、効率的に勉強するにはまず最初に知るべきは、自分の英語のレベルだと考えました。
でも、自分の英語のレベルってどうやったらわかるの?
ここまで読んでいただいて、次に気になるのは「自分の英語のレベルってどのくらいなの?」ですよね?
英単語数はまさか数えるわけにもいかないし、TOEICを受けるにしてもお金が結構かかるし、丸一日拘束されるのは面倒くさい。
そんな方におススメなのが、ネット上で簡単に自分の英語力を診断できるサイトと、スマホアプリです。
それらのうち、いくつか紹介したいと思います。
英語力診断サービス①:スタディサプリ(日常英会話)
まずは超有名どころのスマホ勉強アプリから、リクルート社が提供する スタディサプリ ENGLISH。
の3つの種類があります。特に初心者の方におススメなのが、日常英会話コース。
- 1回3分のスキマ時間でお手軽に勉強できる
- レベル診断して、自分にあったプログラムを選んでくれる
- 単語、文法、発音、リスニングを網羅的に学べる
- 7日間の無料体験付き
スマホアプリはここまで進化しているのか!?と驚きました。
発音までチェックしてくれるのには舌を巻きます。
実際に英会話する前の、事前準備にはもってこいのアプリ
- step1リクルートID登録
すでにIDを持っている人は登録不要
- step2体験申し込み
- 支払い方法を選択
- 無料期間中はキャンセルOK。料金はかかりません
- step3アプリをダウンロード
パソコンでもスマホでもレベル診断可能です
- step4レベル診断
英単語やリスニングなど約3分のテストでレベルを診断してくれます
レベル診断のためだけでなく、無料体験の7日間を活用して、1週間ほど試してみることをおススメします。
スタディサプリ ENGLISH まずは無料体験!英語力診断サービス②: NHK出版
NHKの定期講座は有名ですが、英語についても基礎英語からビジネス英語、英会話特化などさまざまなテキストから選ぶことができます。
テキストを選ぶうえで参考にするのが、オンライン上でレベル診断できるNHK出版による英語力測定テスト。
基礎編では文法問題、会話・表現問題・リスニング問題から各5問出題されます。
大体10分程度で診断をうけることができます。
英語力診断サービス③ アルク
「キクタン」シリーズで有名なアルクの英語レベル診断テスト
- 英単語力診断テスト×3パターン
- TOEICミニ模試×3パターン
- リスニング力診断テスト×2パターン
の3つの種類から計8パターンの診断をうけることができます。
私の診断結果は中学生レベル
上記の診断テストを軒並み受けてみたのですが、結果は軒並み単語量1000語程度の中学生レベル!
一応、大学受験でそれなりに勉強して、そこそこ名の知れた大学には合格したのですが、高校卒業から20年という月日はあまりに長すぎたようです(ノД`)・゜・。
ということで、当面は英単語3000語レベルを目指して中学・高校英語をザっと復習しようと思います!
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